2017年10月9日月曜日

一発でSLXのリアディレーラーを曲げてしまった件について

 今のMTBは自分で組み上げましたが、組み上げの際に11−46Tというカセットを使いました。これが他の部品に比べて入荷が遅れまくっていたので結局王滝のレースに出場できませんでした。やっと入荷して、超ハッピーで試走に行ったのですが。いきなりやってしまいました。リアディレーラー(RD-M7000かな?)のアームに枝が入り込んでアームがニュッと曲がってしまいました。


ディレーラーのテンションプーリーがこっち向いている…

今回からリアディレーラーがシャドーになっていますが、それが原因?おかしいなー。今まで一回もなかったのになー。もしかしてシャドーリアディレーラーって異物を巻き込みやすい?

リアディレーラーの買い換えも考えましたが、1回しか使ってないですからね。もったいなさすぎるでしょ!結局モンキーレンチでテンションプーリーを挟んで力づくで戻しました。チェーンは損傷してなかった。良かった。

あれから特に問題なく動作しています。

2017年4月9日日曜日

MTBのスターファングルナット挿入 自作工具でやりました



スターファングルナットとは



 ヘッドパーツ圧入に引き続きスターファングルナットの圧入を自作工具でやってみました。スターファングルナットというとこれですよ。写真の真ん中の花のような部品。アンカーナットとかも言います。

スターファングルナット(中央の黒い部品)

アヘッドは、この部品でステムとサスペンションフォークを引っ張りあってフレームのヘッドパーツをサンドイッチします。最終的にはステムをコラムにクランプさせるので全応力がかかるわけではないですが。

スターファングルナットの挿入方法


新品のサスペンションフォークを買ってくると、初めに自分でステアリングコラムをカットします。普通ステアリングコラムはアルミなので、ホームセンターのパイプカッターで切断できます。

しかし、自分の好きな長さでコラムをカットするので購入時はコラムの中にスターファングルナットは挿入されていません。スターファングルナットの挿入は方法を知らない人にはほぼ不可能です。

アマゾンを検索すると下のようなスターファングルナットを挿入するためのジグが見つかります。


スターファングルナット圧入工具

 市販の工具ではナットの穴にハンドルをはめて上からプラハンみたいなのでガンガン叩きます(付属のパイプは垂直に入るようにガイドとして使用)。自転車店で見たことあるけどこれでうまくできる素人はいるのかな〜。私はできませんでした。

個人自転車ビルダーはどうしたらよいか


 私のような一般人がスターファングルナットを挿入する場合はコラムの下から引張こむ方法を取るのが最適です。

 スターファングルナットにM6の30cmの全ねじを通し(サイズは部品によって異なります ご注意ください)フォークの下でワッシャーとナットで固定します。これで下側のナットを回していくと、スターファングルナットがスルスルとコラムに入って行きます。

挿入できたスターファングルナット

 写真はギリギリで止めてあるけどフチから5ミリくらい入れたほうがいいかなと思います。これで絶対抜けません。

MTBはコレでいいんだけどロードの場合は穴が貫通していないので、ショップにお願いするしかないだろうと思う...。