2016年9月13日火曜日

MTB ディスクブレーキの鳴きについて

最近MTBフレームを新調しまして組みあがりました。しかし、今回は26インチの時にはなかったディスクブレーキの鳴きにずいぶん悩まされました。ネットで対策を探しまわりましたが、まとまっているページがなかったのでまとめておきます。

MTBのディスクブレーキの鳴きの原因はズバリ部品の剛性不足です。ブレーキ周りを十分に補強できればよいのでしょうが、重量とのトレードオフなので各社ぎりぎりに設定していると思います。

剛性強化の視点で5点ほど対策をしましたので記録しておきます。

1 ディスクローター
センターロック部分はSLXから上は削りだし部品。DEOREから下は鉄板をプレスで加工したようになっています。鉄板はかなり弱い印象です。今回はSLXのローターに交換しましたが、結局鳴きやみませんでした。

2 鳴き止めグリスの使用
AMAZONでキタコのブレーキパッドグリスをパッドとシリンダの間に塗りました。これは以外と効いたように感じましたが、まだ鳴きが残ります。

3 ブレーキパッドの位置確認
シマノのブレーキパッドは位置の自由度が大きすぎる気がします。固定ピンを入れてからも結構おくまで入っていませんでした。パッドを上からグイッと押してやるとパッドのつめがブレーキにあたり、少し鳴きの料が減ったように感じます。

4 少しの間運用してみる
組みつけてみてブレーキ台座の直角などが気になりました。直角にローターにあたらなければパッドが斜めにあたっていることになります。しかし、これはある期間使用しパッドが面で当たるようになれば解決します。
実は前項の3とこの4が一番効きました。フロントはほぼ鳴きゼロ。リアは停止の直前に少しなく程度になりました。

5 ブレーキの補強
ここまでは不要と考えていますが、当初は検討していました。メーカーによってはブレーキ台座の強度が不足していますのでブレーキ本体のネジとフレーム側のVブレーキ穴を金属プレートなどでつないでしまいます。これで劇的なよくなった人の記録などあるようです。

現状はほとんどなかなくなっていますが、完璧ではないです。今後も対策があれば試してみたいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿