以前中古自転車を購入した友人にアドバイスした内容を紹介します。
その知人は行く行くは自転車を改良してレースに出たいと言っていたので将来競技用の自転車へ進化できるかという視点で紹介しました。近くにトレイルがなければ最初の自転車はロードがいいでしょう。MTBは車があってトレイルに近くなければ辛いです。クロスバイクは競技にはつながりにくいので紹介しませんでした。今回はロードを紹介した話を紹介します。
1 フレームサイズ
ロードはMTBよりもサイズの合う合わないが大きく影響します。MTBには無いオーダーフレームがあることからもそれがわかります。以下はブリジストン アンカーのフレームサイズの一覧表です。フレームサイズとは一般的にシートポストの長さ(図中H)のことを言います。
実際は乗り方によってこれよりも大きくなったり小さくなったりするので目安です。やはり実際に乗ってみたほうがいいですね。
2 タイヤ ホイール
タイヤのサイズですが、ロードタイヤの直径はいくつか種類がありました。しかし最近は700C一択になっています。700C✕23がやや細いタイヤ700C✕25がやや太いタイヤです。どちらかを選べばOKでしょう。
ホイールはクイックリリースのものを必ず選びます。100km以上を乗るスポーツ自転車に、スパナなどのホイールの着脱工具を持って走ることはほぼ不可能です。
3 変速機
変速機(ディレーラー)の三大メーカーはシマノ、カンパニョーロ、スラムなどがありますが、シマノ製品を選ぶのがいいでしょう。理由は価格が安いから、国内で一番入手しやすいから、スモールパーツが豊富だからです。
変速機はフロント側が2、3段、リア側は5から12段くらいまであります。将来的にスポーツとして自転車を楽しむのであれば少なくともリア8段以上、私的にはリア9段の自転車が一番狙い目かなと思います。
理由はリア7段と8段の間にはハブに取り付けるカセット(ギア板)に互換性がないからです。8段以上のカセットがついてもる自転車を選べば以降の部品交換がしやすくなります。また自転車の歴史でリア9段がメジャーであった時期が一番長いため中古の部品を安く入手できるような気がします。
正直にいうとシマノのSORA以上のコンポーネントの車種を選びましょうと言えるのですが、コンポの話は長くなるのでここではやめておきます。
4 ステム
ステムとはハンドルとフレームをつなぐ部品です。この部品はフレームサイズが合わず、ハンドルが遠すぎるな。とか近すぎるな。とか感じるときに交換します。交換によって自転車のサイズを微調整することができます。
カセットスプロケット
歯数11ー32くらいが乗りやすいがあとで変えられます
正直にいうとシマノのSORA以上のコンポーネントの車種を選びましょうと言えるのですが、コンポの話は長くなるのでここではやめておきます。
4 ステム
ステムとはハンドルとフレームをつなぐ部品です。この部品はフレームサイズが合わず、ハンドルが遠すぎるな。とか近すぎるな。とか感じるときに交換します。交換によって自転車のサイズを微調整することができます。
ステムにはアヘッドとスレッドがあり、現在はスポーツ車のほとんどはアヘッドです。新品も中古もアヘッドのほうが種類が豊富で選択肢が多くなります。私も1台の自転車で3回くらいステムを試しています。アヘッドステムを選んでおけば後々サイズを合わせやすくなると思います。
5 ブレーキ
ロードのブレーキはホイールをゴムで挟むリムブレーキと自動車と同じディスクブレーキがあります。ディスクブレーキは最近勢力拡大していますが、初めての自転車はリムブレーキがいいと思います。ディスクブレーキはまだ少し発展中の印象がありますし、いくつかのレースではレギュレーションでディスクブレーキが出場できないものもあります。
上記5点が私から知人に話たポイントです。これ以外にもホイールがチューブレスだったりチューブラーだったり、変速とブレーキが1つのレバーになっていたりあるのですが、上げたらきりがないです。
結局、自分がビビビときたものを買うっていうのが、一番長続きする選び方なのかなとか思ったりします。
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