2019年2月9日土曜日

チャイナドロッパーポストTMars導入

ドロッパーポストとは


先日王滝のSDAに出たときに長い下りがあってシートポスト下げたいなーって思ったことがありました。これを解消するためにはMTBにはドロッパーポストってものがあります。

ドロッパーポストはサスペンションではなく、シートを好きな高さに手元で調整できるってものです。長い下りなどでお尻を下げてバランスを取りたいときに重宝します。

サスペンションではないんですが、構造はサスペンションに近く、多くはサスペンションメーカーが製造しています。だから値段が高いんですよね。なかなか手が出ません。


中華ポストならば…

安かろう悪かろうでよければAliexpressに中華ドロッパーポストが売っています。TMARS Remote Adjustable Seatpostは6000円くらいでしたので、まあダメ元でと思って買って見ました。


TMars Remote Adjustable Seatpost 27.2X400mm

レバーが安っぽいんだよな。シフトレバーに干渉しないように作ってありますが、自分のMTBはフロントのシフターがないのでフロントシングル用のレバーをChainreactionCycleで買ってそれを使いました。

組み付けました


で組み付けると写真のようになります。



いやー。いまいちだな。これでタイム短縮につながるとは思えないな。安物で操作がいまいちなのも理由ですが、これなら軽さを取ったほうがいいな。(一般的に数百g重量増になる)

もう少し検討してみます。

熊よけの鈴つけました

熊よけ鈴つけました。
ワークマンで1000円。



からからなるようにチェーンのあまりをつけてあります。

MTBのフロントサス スルーアクセルの車載マウント自作

私はスズキのワゴンRに乗っていますが、29インチのMTBを車に乗せるときにフロントホイールを外さないと乗りません。(ロードはそのまま乗せらますけど。)でも、フロントホイールを外して乗せると走りながら倒れてしまうんで普通は車載マウントを使います。こういうのとかね。

MINOURA(ミノウラ) バーゴ VERGO-TF2 車載ベース

MTBが15mmスルーアクスルになってしまって今まで使ってたやつが使えなくなってしまったんでいろいろ考えていたらちょうどいいのがありました。

鋼管製管継手 PLパイプニップル
TRUSCO パイプ用支持金具

継ぎ手の長さは10cmです。
こんな感じになります。




ミノウラの作業台にもおなじやつをつけました。




合計で1000円くらい。満足です。




2017年10月9日月曜日

一発でSLXのリアディレーラーを曲げてしまった件について

 今のMTBは自分で組み上げましたが、組み上げの際に11−46Tというカセットを使いました。これが他の部品に比べて入荷が遅れまくっていたので結局王滝のレースに出場できませんでした。やっと入荷して、超ハッピーで試走に行ったのですが。いきなりやってしまいました。リアディレーラー(RD-M7000かな?)のアームに枝が入り込んでアームがニュッと曲がってしまいました。


ディレーラーのテンションプーリーがこっち向いている…

今回からリアディレーラーがシャドーになっていますが、それが原因?おかしいなー。今まで一回もなかったのになー。もしかしてシャドーリアディレーラーって異物を巻き込みやすい?

リアディレーラーの買い換えも考えましたが、1回しか使ってないですからね。もったいなさすぎるでしょ!結局モンキーレンチでテンションプーリーを挟んで力づくで戻しました。チェーンは損傷してなかった。良かった。

あれから特に問題なく動作しています。

2017年4月9日日曜日

MTBのスターファングルナット挿入 自作工具でやりました



スターファングルナットとは



 ヘッドパーツ圧入に引き続きスターファングルナットの圧入を自作工具でやってみました。スターファングルナットというとこれですよ。写真の真ん中の花のような部品。アンカーナットとかも言います。

スターファングルナット(中央の黒い部品)

アヘッドは、この部品でステムとサスペンションフォークを引っ張りあってフレームのヘッドパーツをサンドイッチします。最終的にはステムをコラムにクランプさせるので全応力がかかるわけではないですが。

スターファングルナットの挿入方法


新品のサスペンションフォークを買ってくると、初めに自分でステアリングコラムをカットします。普通ステアリングコラムはアルミなので、ホームセンターのパイプカッターで切断できます。

しかし、自分の好きな長さでコラムをカットするので購入時はコラムの中にスターファングルナットは挿入されていません。スターファングルナットの挿入は方法を知らない人にはほぼ不可能です。

アマゾンを検索すると下のようなスターファングルナットを挿入するためのジグが見つかります。


スターファングルナット圧入工具

 市販の工具ではナットの穴にハンドルをはめて上からプラハンみたいなのでガンガン叩きます(付属のパイプは垂直に入るようにガイドとして使用)。自転車店で見たことあるけどこれでうまくできる素人はいるのかな〜。私はできませんでした。

個人自転車ビルダーはどうしたらよいか


 私のような一般人がスターファングルナットを挿入する場合はコラムの下から引張こむ方法を取るのが最適です。

 スターファングルナットにM6の30cmの全ねじを通し(サイズは部品によって異なります ご注意ください)フォークの下でワッシャーとナットで固定します。これで下側のナットを回していくと、スターファングルナットがスルスルとコラムに入って行きます。

挿入できたスターファングルナット

 写真はギリギリで止めてあるけどフチから5ミリくらい入れたほうがいいかなと思います。これで絶対抜けません。

MTBはコレでいいんだけどロードの場合は穴が貫通していないので、ショップにお願いするしかないだろうと思う...。

2016年11月12日土曜日

ひらめ ポンプヘッド

空気入れの改造 ひらめのポンプヘッド


私は2年くらい使っていますが、これはとってもお勧めです。
アマゾンだと5000円くらいします。もっと安かったと思ったんだけど。

KUWAHARA クワハラ HIRAME PUMP HEAD ADAPTOR TATE ヒラメ ポンプアダプター 縦型

縦型と横型の2種類ありますが、私は縦型を使用しています。理由は安いからです。
あと購入のときに見た記憶がありますが、横型はスポークに干渉しやすいとか。。。
縦型

横型

空気入れのポンプヘッドをはずして押し込んで取り付けます。通常ポンプヘッドが取り外せるポンプってのもないんで、私は手持ちの安いフロアポンプのホースをはさみで切って取り付けてあります。

AMAZONだと一緒にホースバンドを勧めてきますが、これは必要ないんじゃないかな。ひらめパイプの途中まで押し込んでありますが、取れそうな感じはまったくないです。

購入のきっかけは。


もともと購入のきっかけはロードチューブレスを使い始めたからです。導入当初はハンドポンプしかもってなくてビードをリムにはめ込むことができませんでした。最初はバルブアダプタをもってガソリンスタンドでタイヤをはめていました。

実際ロードチューブレスの扱いがうまくなってきたのでひらめのポンプでなくてもタイヤをはめられるかもしれませんが、確実にどのポンプよりも高圧を入れられます。

こんな感じでポンプのチューブはちょっとはまっているだけです。


買ってよかったと思う。


たぶんこれ以外のものはもう使わないかも。最近思うのですが、このポンプヘッドが壊れることはなさそうです。ポンプ自体が壊れても付け替えれるし。たぶん私が死ぬほうが先。

結局買ってよかったと思います。皆さんにお勧めできます。ポンプに金をかけるならこれ買った方がいいよ。



2016年9月13日火曜日

MTB ディスクブレーキの鳴きについて

最近MTBフレームを新調しまして組みあがりました。しかし、今回は26インチの時にはなかったディスクブレーキの鳴きにずいぶん悩まされました。ネットで対策を探しまわりましたが、まとまっているページがなかったのでまとめておきます。

MTBのディスクブレーキの鳴きの原因はズバリ部品の剛性不足です。ブレーキ周りを十分に補強できればよいのでしょうが、重量とのトレードオフなので各社ぎりぎりに設定していると思います。

剛性強化の視点で5点ほど対策をしましたので記録しておきます。

1 ディスクローター
センターロック部分はSLXから上は削りだし部品。DEOREから下は鉄板をプレスで加工したようになっています。鉄板はかなり弱い印象です。今回はSLXのローターに交換しましたが、結局鳴きやみませんでした。

2 鳴き止めグリスの使用
AMAZONでキタコのブレーキパッドグリスをパッドとシリンダの間に塗りました。これは以外と効いたように感じましたが、まだ鳴きが残ります。

3 ブレーキパッドの位置確認
シマノのブレーキパッドは位置の自由度が大きすぎる気がします。固定ピンを入れてからも結構おくまで入っていませんでした。パッドを上からグイッと押してやるとパッドのつめがブレーキにあたり、少し鳴きの料が減ったように感じます。

4 少しの間運用してみる
組みつけてみてブレーキ台座の直角などが気になりました。直角にローターにあたらなければパッドが斜めにあたっていることになります。しかし、これはある期間使用しパッドが面で当たるようになれば解決します。
実は前項の3とこの4が一番効きました。フロントはほぼ鳴きゼロ。リアは停止の直前に少しなく程度になりました。

5 ブレーキの補強
ここまでは不要と考えていますが、当初は検討していました。メーカーによってはブレーキ台座の強度が不足していますのでブレーキ本体のネジとフレーム側のVブレーキ穴を金属プレートなどでつないでしまいます。これで劇的なよくなった人の記録などあるようです。

現状はほとんどなかなくなっていますが、完璧ではないです。今後も対策があれば試してみたいです。